若者に厳しい国をどう変えていくか

組織や行政の崩壊を若者のせいにするのはやめよう

長らく続いた平成不況は年号の方が先に無くなってしまうという何とも皮肉な結果になりそうです。ここにきて会社が立ち行かなくなったり、行政の不祥事が雨後の筍のように出てきたりする今の状況を昔はこうだったとか言って、いまだにバブルに想いを馳せる人々を見ると切なくなってしまいます。

人間は習慣の動物ですから毎日同じようにやっていればそれが身に付きます。それが俗にいう常識となって固定観念を生み出していくのでしょう。しかし本音と建前の好きな日本人ですら、もう今の状況が長く続けられるものではないと確信して表に出てしまっています。

老人の戯言に付き合っている余裕はない

証拠に定年退職して再雇用された人や定年間近の人に会社のことを聞くと「もうあと何年だから後は若い人に頑張ってもらって」といったことを言います。それが現実逃避であることを彼らは認めないでしょう。

つまり気付かないフリをしているだけで会社の状態が終わっていることを認めたくないのです。どうしたらいいのか分からないけど、とにかく今までと同じことをやって責任を果たしている実感が欲しいのです。

今まで目の前の労働をこなし会社や組織に従うことで生きてきた世代が現状の若者に興味がある訳がありません。そもそも終身雇用という幻想に生きてきた世代ですから、なぜ若者が仕事を選り好みし、働こうとしないのか理解できないのです。

しかしそれはあまりに低脳ではないでしょうか。間違いなく今の若者を搾取しながら既得権を守るために目をつぶってきたのは他でもない彼ら世代なのです。

残念ながら自分たちが良ければそれでいいと考えているのは若者ではなく彼ら世代なのです。次の世代にどんな未来を残そうかなどということに興味がないのです。

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現代の若者が考えなければいけないこと

では若者はどんな覚悟で今を生きなければならないのでしょうか。それは国や会社が何とかしてくれるという考えを脱しなければならないということです。自分の前の世代はやってくれなかったことを自分たちはやらなければならないという覚悟です。

本来生きていくというのは大変なことなのです。現代は守られているような感覚があるのかもしれませんが、時代は常にその時を生きていた人が変えてきたのです。自分のせいではないことに立ち向かう勇気が必要なのです。

どう考えてもおかしいと思うことに立ち向かってすぐには変わらないかもしれません。でも次の世代にどんな未来を残すのか考えてみるのです。

すでに流れは変わり始めている

あらゆる業種で組織の不正解明や企業の倒産が起きていますがこれは人口減少への布石です。これからの私たちには今までのような大量生産、大量消費は必要ありません。優れた集団が残り、それ以外を淘汰していくのです。

そのためにはブラック企業を存続させない努力が必要です。つまり若者を搾取しようとする会社や組織で頑張ってはいけないのです。

しっかりと見定めて転職し、次もダメならもっといいところ探しましょう。そうしていけば、いつか人間味のある企業がたくさんの時代を作れるでしょう。転職はとても労力が要りますが自分のためだけではなく、未来のためという視点を持って欲しいのです。

また現在では副業としてネットでの稼ぎ方などが多く出回っています。今までの常識では仕事とみなされなかったような稼ぎ方も徐々に受け入れられています。

これからは副業としてではなく、本業としてその活動をする人が増えていくことを示唆しています。近い将来、現場で働く人間にも産業革命のような衝撃をもったパラダイムシフトが求められることになるでしょう。

とはいえ現実には実行に移せる人が少ない話です。ワーキングプアーの状態ではなんの意欲も感じないでしょう。会社の上層部や、重要なポストにいる世代の人は若者の現実が分かっていませんから主張を繰り返しても無駄に終わることも多いでしょう。

それでも確かなことは、いつの時代も若者がそれを変えていくのです。

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